事業構想を練る時の4象限整理方法

事業構想を練る時、いろんな手法を用いて検討します。
SWOT分析、ポートフォリオ、マンダラチャートなどなど
いろんなツールや手法があるので困ることはありませんが、選ぶのも大変なことがあります。

SWOT分析
ポートフォリオ分析

マンダラチャート

そこの中でひとつ紹介したいと思います。

新しい分野に出るときや新しい製品・サービスを打ち出すときなどに使えると思います。

A4くらいの紙に余白を残して、2列2行の4象限の図(マトリックス)を作ります。

数学的な象限の順とは異なりますが、第2象限から半時計回りに進みます。
①(第2象限)左上には自社の現状、②(第1象限)右上には市場動向や周辺状況、③(第3象限)左下には同業他社の状況、④(第4象限)右下には自社の対応案(戦略、対策など)を書くようにそれぞれのタイトルを記入しておきます。

一例として以下のような図(マトリックス)を作って、①から③の順にそれぞれの分析を書き込み、ひとつづつ検討して、最後に対応案を整理して④をまとめます。

4象限で考えるマトリックス
4象限で考えるマトリックス

これを整理する段階で、関係者でワイガヤをやって検討する方法もありますし、担当者がまず全体を作成してからワイガヤをやったり、上層部と意見交換するなどの方法もあります。

これを残しておくと対応案をまとめた時の前提条件が明確になるので、事業などを開始した後で軌道修正する際に、想定が違っているところが再確認しやすくなるので、早い段階で方針変更も可能になるかと思います。

ちなみに、この方法はSWOT分析ににも似ていますし、他に何か検討する際にも、4段階に分けて考える時にも使えます。

試してみてはいかがでしょうか。

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